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いよいよ2013夏旅行もクライマックス。 この夏のメインイベント、ボロブドゥールへGO!です。 まぁ、1年前の話ですが… ジョグジャのホテルから、メータータクシーで300000Rp。約1時間。 ジャワ旅行最後のお宿は、ボロブドゥール遺跡公園内唯一のホテル、マノハラ。 風通しが良くて、とても気持ちの良いホテルです。 スコール来たら、大変だろうなぁ… ロビーでウェルカムドリンクのタマリンドスカッシュをいただきました。 初めて飲んだけど、おいしかった。 そして、お部屋へ。 このホテル、さすが遺跡公園内にあるだけあって、チラチラ見えます。 お部屋はこんな感じ。 狭いけど、きれいです。ベランダも付いてる。 荷物を置いて、レストランで昼食を取って、庭を横切ってボロブドゥールへ。 ここで、ボロブドゥールを知らない人のためにちょっと解説。 当時東南アジアで勢力を誇ったシャイレンドラ王朝により、 780年~830年頃、約50年をかけて建造されました。 しかし完成後に王朝は崩壊。 ボロブドゥールも歴史の舞台から姿を消しました。 1841年、当時ジャワを支配していたイギリスのトーマス・ラッフルズにより発見され、 1000年ぶりにお目見えとなったわけです。 1991年に、世界文化遺産に登録されました。 遺跡は3層構造の正方形で、高さ34.5m、一辺が123m。 自然の丘に盛り土をし、その上に安山石のブロックを接着剤を使わずに積んであります。 この、大乗仏教の巨大建造物が何であったのかは、未だ不明で、 寺院、王の墓、王朝の廟、僧坊、曼陀羅…など諸説あります。 外周の基壇は、「仏教の三界」で言うところの、煩悩で生きる「欲界」、 回廊が造られた方壇は、悟りを求める「色界」、 最上部の円壇は、物質世界から解脱した「無色界」 を表現しているとの解釈が有力です。 つまり、基壇から頂上部へ上ることは悟りへの道となります。 悟りを開きたい方は、ぜひ。 基壇の一部 基壇から第1回廊への階段を上って、建物内に入ります。 回廊部分は4層構造になっていて、第1回廊から第4回廊まで、 仏教にまつわるレリーフが延々と施されています。登場人物1万人以上。 特に第1回廊は、ブッダの誕生から、悟りを開いて最初の説法を行うまで。 保存状態もよく、じっくり見てるとめっちゃ時間かかります。 回廊部分 レリーフ ブッタ=シッダールタ王子の幼少時代。抱っこされてますね。 王子が生まれてすぐ母親はな亡くなり、おばさんに育てられたそうです。 子どもの王子がお寺に行ったら、僧侶が出てきてひざまづく、の図。 結婚する王子。向かって右が王子で、左が奥さん。 王子の断髪。「俺は出家したいんだー」 お城を出ると、老い・病・死という3つの苦難に出会います。 病。向かって一番左に病人がいますね。 死。わかりにくいけど、一番左で人が亡くなってます。 修行中に施しを受ける王子。 菩提樹の下で美女に扮した悪魔を追い払い、悟りを開きます。おめでとう! これらのレリーフは、大乗仏教の教えを説くためのもの。 信仰の対象は、レリーフの壁の上に鎮座している等身大の石仏。 東西南北各方面をじっと見据えて、静かに印を結んで座っておられます。 しかし、盗難でお顔のないものがほとんどで… こうやって遊ばれてしまいます。 つづく…
by prampalmakara
| 2014-09-13 17:18
| ジャワのあれこれ
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